先日の[感染症]カテゴリにも書いたのだが、抗生剤の適正使用を推進する前に、管理側はまず、治療する側の恐怖を知らなければならない。すなわち、抗生剤の選択をミスったら患者が死ぬかもしれないという恐怖である。医師がブロードに抗生剤を使いたい理由は…

タイトルの通り、臨床屋さんはこういう場合、どういう風に思考するのか知りたいですね。塗抹ではグラム陽性のレンサ球菌が見えると報告を受けたけど、抗生剤はどうしたらいいでしょう？見えているレンサ球菌がStreptococusかEnterococcusかは、皆目見当がつ…

さいきんのお気に入りはジャネットジャクソン。超絶無比にお気に入り。普段あんまり音楽を聴かない子だったのに、MacBookをメインパソコンにしてからやたら聴くようになった。ちなみに、うちにオーディオ機器は存在しない。もとから買わなかったのだが、どう…

http://www.yukawanet.com/byozine/log/2007/04/post_347.html

もう何も云わずに、これを見てくれ…！ http://jimaku.in/w/izDgSgZSJMpjmk/__SZq1UlYcZ

市中型MRSAについては、各種記事を参照してください。通常、黄色ブドウ球菌*1の病原性はコアグラーゼが担っていたと思うのですが、この市中型は高確率でロイコシジン*2を産生するようです。これが市中型の強烈な病原性を特徴づけている要素のひとつのようで…

いつもこの時間は何かしらカクテルを作って飲んでいるのだが、呼び出しがあったらどうしようと思わないこともない。事実、飲んで酔っぱらっているときに電話がかかってきたこともあり、かなりびびったことはある。当然、表面上ちゃんとした対応をするので、…

作ってみるとわかるのだが、マティーニはかなりマッチョなカクテルである。ビーフィーター（ドライジン）：4/5 チンザノ・エクストラドライ：1/5いちおう分類は食前酒らしいのだが、食前酒とは思えないくらいの度数が高い。酒と酒を混ぜているのだから当然と…

ちょっと調べてわからなかったので、ここに書いてみよう。 ファロペネム(FRPM)という薬がある。商品名はファロム錠。小児用にドライシロップもあり、中耳炎や口腔周囲の膿瘍なんかに適用がある抗生物質だ。非常にブロードなスペクトルが特徴で、βラクタマー…

云わずと知れた食中毒の原因菌。まれに敗血症の原因になります。一般的に云って、チフスとパラチフス以外のサルモネラは抗菌剤治療の対象にはなりません。ただし、高熱が出ている場合は別です。この場合は敗血症を起こしている可能性があり、血液培養を採っ…

透明である状態を考えてみよう。ひとは光を網膜上で結像させて物を見ている。でも、たとえばテーブルが見えたとしてもテーブルが光を発しているわけではないので、蛍光灯などの光がテーブルに反射して、私たちはその光を見ているということになる。というこ…

詳しくは、記事参照。 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070402ik09.htmMRSAといえば院内感染で有名だが、何も院内でしか感染しないというわけではない。たとえば小児科でよくみる「とびひ」。代表的な軟部組織感染症のひとつだが、これの…

昔、工事現場のおっさんがウォッカとオレンジジュースで即席のカクテルを作ったとさ。そんときに使ったマドラーがねじ回しだったからその即席カクテルはスクリュードライバと呼ばれるようになりました。っていうか、身も蓋もないね、こう書くと。ウォッカ（…

カルバペネムといえば、云わずと知れた超広域βラクタム剤。投与すれば何にでも効いてしまうため、とりあえずエンピリックに投与する医師が後を絶ちません。重症で感染臓器の検索をしている暇がない場合などに有用な薬ですが、たまに間違った処方が見受けられ…

投与後にアナフィラキシー・ショックを起こすことで有名な抗生剤と云えばペニシリン。このアナフィラキシーを回避するために行われるのが皮内反応試験、いわゆるパッチテストですが、じつは パッチテストでアナフィラキシー・ショックの判定は出来ません。サ…

詳しくは下記参照。 http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/news/20070401it02.htm?from=topこれ、絶対外山タンのことだ（笑）政見放送は放送される回数などが規定されている。おまけに内容に手を加えてはいけないとされているので、こんな政見放送で…