2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

陪審員制度は機能しているのだろうか?

ヒューリスティックを利用した結果、無意識に生じる偏りのことを認知バイアスと呼ぶ。基本的に、ひとはこのバイアスから逃れることは難しい、というか、ほぼ出来ない。プロでさえひっかかるのであるからして、素人がこれらのバイアスの影響を受けずに、「正…

自己増殖式

明日やればいい、は禁物である。おおむね仕事とは急に増えるものであり、明日やれることを今日片付けておかないと、雪だるま式に仕事が増えることがある。手が付けられなくなることがあるので、仕事は基本的に即座に終わらせるほうが管理しやすい。いちばん…

だらしないと仕事ができないか?

「だらしない」ことをして「仕事ができない」と判断するのは、典型的なヒューリスティックではあるものの、一理ある。ようするに、「必要なことを一部やってない」からだらしないわけで、時間がないことは「必要なことをやってない」理由にはならない。必要…

◯◯的に無理!

◯◯に何が入っても、かなり心をえぐられる気がするのは気のせいだろうか? 倫理的に無理 じつは相手は兄妹であった。 道徳的に無理 じつは相手は幼女であった(ところで幼い男性はどういうのだろう?)。 医学的に無理 じつは告白した人物もされた人物も女性…

デュアルモニタのすすめ

集中するためには、モニタをふたつに分けるしかない。 これが私のたどり着いた、ひとつの結論である。マルチタスクは非常によくないということは経験的にわかっているものの、実際には身の回りにはマルチタスクがあふれている。ブラウザでさえ、いくつものタ…

経験に学ぶより歴史に学べ、だったっけ?

残念ながら、「見たものがすべて」現象から逃れられるひとはあまり多くない。事前に断っておくと、私もそうである。たとえば、「金縛り」だ。私もじつは金縛りにあったことがある。ぴくりとも体が動かないのに、そのとき意識ははっきりしている、これはかな…

努力の罠

www.lifehacker.jp新人に何かを教えていると、すぐにわかりませんと反応が返ってくるケースがある。すぐに「わかりません」と反応が返ってくるのは頭を使っていない証拠なので、ずっとえんえん考えさせる訓練が必要となるパターンだ。そのままだと、非常に優…

可能性と蓋然性

可能性は「ある」か「ない」かのふたつしかなく、基本的にpossibilityと訳される。 蓋然性は「高い」か「低い」で、基本的にprobabilityと訳される。このふたつは明らかに違うものなのだが、私自身、けっこう可能性が高い、って云ってます、ハイ。

見ていると...

感染症をやっている人ならおおむね見たことがあるであろう二人に関するやりとりは、非常に面白い。感想を述べると、「取り巻きうぜえ」につきるのだが。

ノマド的な生き方

ノマド的な働き方がうまくいくのは、うまくいくひとたちだけである。当たり前の話しだが、意外にそれがわからないひとも多い。個人個人で趣味が異なるように、ライフスタイルも異なっている。たとえば、家すらなくてもOK、という、本物も遊牧民も、日本中を…

東亰ザナドゥやってみたよ その2

もう少し突っ込んだ感想を。

東亰ザナドゥやってみたよ

久しぶりにゲームをやりたくなったので、手頃なゲームを買ってみた。結論から云って、作り方が「非常に甘い」ゲームである。やや悪意のある云い方をすれば、「経験のあるハイ・アマチュアが、ちょいとモノしてみました」的な……慣れた人が「どう、こういうの…

意味の分からない自然派

「自然派」を主張する人たちの云いたいことは、何となくわからないでもない。ただ、論理が破綻している。個人でやっている分には勝手なのだが、情報発信して積極的に広めようと云う意図のもと、科学的に間違っていることを広言する行為はいただけないと思わ…

組み体操と日本の縮図

組み体操は、経験がある。例に漏れず、小学校の体育祭だったか、組体操をやった記憶がある。たしか、3段か4段くらいの、慎ましやかなものだったと思うが、あまりよく覚えていない。出来たときには、わりと「おお、出来た!」という達成感というか、充実感み…

人間ピラミッドと甲子園

前から何度か云っているけれども。人間ピラミッドも真夏の甲子園も、「感動」というものを勘違いしたひとたちの共同幻想である。高校野球が感動的であるなら甲子園でやる理由がないし、夏の炎天下の中でやる理由もない。高校野球は「夏の炎天下の中」「甲子…