病棟マップ

意外に簡単に病棟マップを作れた。思った通りだった。

いちばん問題になるのは、分析の元になるデータ取りだ。電子カルテのデータがなければ、おそらく不可能に近いのではないかと思う。この点だけ解決できなかった。そのため、元のデータを処理して検出菌を週ごとの集計とし、まとめて表示してみるとにした。もっと改良できると思うが、とりあえず最初の一歩が見込み違いでなくてほっとしているところ。

DPCデータには郵便番号が含まれるようになったが、病室番号はない。そのため、入院患者のDPCデータから病室を取ることはできないのである。とれたら、DPCデータを処理してしまえば問題ないのではないかと考えているが、ちょっと無理っぽいのでここの部分の精度を上げるのは現状では難しいだろう。とまれ、電子カルテの専売特許みたいな病室マップもわりと作れるのがわかったのでいろいろ試してみよう。

理屈は簡単、週ごとのデータを作成し、それをもとにGISを使って視覚化するだけである。GISはフリーのソフト、Mandaraを使わせてもらった。本物には及ばないが、どうせ紙ベースで提出する資料のひとつ、使い方次第だろう。

うふふ、これがまずは第一歩だ。