文章の書き方についての疑問

私は栗本薫という作家が大好きなのであります。お亡くなりになってしまって、ものすごく悲しいのであります。栗本薫と云えばグインサーガで、さらに云ってしまえばやおい系なわけですが、私の人生にもっとも大きな影響を与えた(かもしれない)いちばんの愛読書(小説限定)が「朝日のあたる家」だったりするからもう救われないというか何と云うか(やおい系である。えっへん)。……いやいやいや、救われないとかゆーな。

まあ、それはともかく。

ちょいと縁があって他人の小論文(医学論文ではない)を添削していたのですが、ひじょーに直さないといけないところが多く、困っています。日本語がおかしいところが多数あり、主語と述語がかみ合っていないところもしばしば。おまけに小論文なのに視点がぶれるというアクロバティックな離れ業もあり、あっという間に真っ赤っ赤になってしまいました。これ、ちゃんと読めるようになるのかなぁ。

他人の文章を直すのはなかなかにしんどいものがあります。たかだか数千字の文章に、4時間くらい時間がかかりました。小説家ってすごいですねえ。栗本薫は原稿用紙50枚を一日で書いていたっていいますが、とても真似は出来ません。一時間で10枚だとしても、原稿用紙一枚を6分で。こう書くと大したことがなさそうに見えるんですが、やってみるととてもじゃないですが無理です。

ふーむ。思ったより大仕事になりそ……