久しぶりの読書熱

さいきん、不思議なくらい読書への情熱が復活してきています。これは不思議。体調を崩して2週間ほど、感染症の勉強を中断していたのですが、それと関係があるのかも。

いまも読んでいる作家と云えば、

  1. 栗本薫
    • 云わずと知れた、グインサーガ・シリーズ。他にも、「朝陽のあたる家」がMy favoriteであることはすでに書いた気がする。そのこだわりを示すかのように、すでに絶版となったハードカバーを古本屋巡りしてそろえた。他にはレダがお気に入り。
  2. 山本弘
    • と学会会長。その言動から、強烈なアンチも多かったりする。文章がうまいと思ったはじめての作家。ソードワールドなどのライトノベルも書いていたりするが、いまはたまに発刊される長編を楽しみにしている。本屋にいけば、必ず新刊を探す。
  3. 森博嗣
    • すべてがFになる」にやられたクチ。それ以来、ちょこちょこ買っている。水柿助教授シリーズが好き。水柿を崩して書くと……
  4. 高田崇史
    • QEDのみ限定。もともと私は文系の人で、じつは将来やりたいことのなかに民俗学というのがあった。たまたま次点が臨床検査技師だったので、理系に適応してしまったというだけ。QEDはそういう楽しみ方をしているので、ミステリだとは思っていない。

くらいですかねえ。あとはエルリックシリーズとか好きで、さいきん発売されたやつも買いました。外国製のファンタジーも好きですね。守人シリーズは買い続ける予定。ハリーポッターとか読んだことないな、そういえば。

まあとにかく。
というわけで、久しぶりに読書熱がきざしてきて、本屋で適当に買ってみました。乙一って、けっこう有名になった割にはまだ読んだことなかったんですよね……このひとはタイトルがいいなと思って気にはしていたんですが。読んでみて驚いたことに、とても波長の合う文章で、すんなり読めました。タイトルの付け方がうまいなと思ったひとは、たいてい波長が合うみたいです。「さみしさの周波数」なんて、すごいと思いません?あとは「天帝妖狐」なんて、好きですね。「きみにしか聞こえない」なんて、「さみしさの周波数」と関係がありそうでぞくぞくします(実際にあるかは知りませんが)。タイトルでぞくぞく出来るオプションがついていないひとは、聞き流してください(もうおそいか)。

まあそういうわけで、ここしばらく乙一を読みふけろうかと思います。映画は……あまり興味ないかなぁ。