Appbankの横領事件絡みが見ていて興味深い

あまりこういう記事は書かないが見ていて面白かったもので。

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ちょっと面白かったのは、ふつう「コメントできない」と答えるべきであろう、反社会的勢力とのつながりを指摘するに至った根拠とされる上申書を、「実在している」と認めているところだ。これは、びっくりして、聞き間違いかとかなり本気で疑った。調査に社外の第三者委員会を組織しているのかと思ったが、じつは社内委員会だとか、不思議な状態である。

Appbankは上場企業なのだが、さすがにこれでは株主は納得すまい。そもそも、投資先の会社の利益の半分が横領されていたということは、そのため本来自分が受け取るべき配当の幾分かが損なわれた可能性があるわけで、かなり大事である。この動画も面白かったのだが、そもそも大事なところを何ら説明していないので、そういう意味では無意味な動画である。つまり、Appbank(もしくはマックスむらい氏)が反社とつながりがあったかどうかが大事なのではなく、横領されたとされる金が反社に流れたのかどうか、が大事なのである。もし流れていたのであれば、速攻で上場廃止コース確定の事案だ。

ぱっとみると、まず考えるのは、「これ絶対上場前にわかってたよね」という不自然さ満載の事件であり、そこかしこにネタが転がっており、誰でもつついてみたくなる案件なのだろうと想像する。詳細は、興味があれば、各自調べてみると面白いと思います。

ついでに、Appbankの株価も興味深いことになっているので、調べてみると面白いですよ、っと。