研修

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習ったことの「適用」が現場に丸投げされている点が、画一的な研修の大きな問題点のひとつだと思われる。それは以前にも書いた(2016-09-09)。

つまり、どのようなことであれ、しかも有益で、意外性がある方法ほど、習ったことは役に立たないのである。だから、研修で有益なことを教えてもらっても、大半の人はそのまま忘れてしまって、従来通りの方法で仕事をまわしていくことになる。研修の場ではなく、現実のルチンで適用できてはじめて、目的を達成できたことになるはずだ。

個人でやってはいけないのである。やるなら、「仕事を変える!」という強い決意のもと、全員でやらないと。無駄だとは云わないが、ほとんど形骸化しているのが悲しいところだ。

まあ、意思決定にスコアリングシステムを導入して、曖昧さを多分に含む主観的なスコアどうしをかけ算して意思決定する方法とか教わったことありますけど、そういう馬鹿臭い研修をやっているところもあるので要注意、ってぇのもありますよね。不確実性をかけ算で増幅してどうするの?馬鹿なの?直感に反する結果が出たときにはどう判断したらいいですか、って質問に、「修正してください」とか云われて、俺はどうやって現実にこの方法を使っていったらいいの?