TSUTAYA図書館について?

TSUTAYA図書館のどこがまずいのか、よくわからない。

繰り返すが、TSUTAYA図書館が存在することについて、何がまずいのか、さっぱりわからない。この問題について、すべてを理解しているわけではないので、特定の意見は持たないが、個人的な雑感として、何が不味いのか、よくわからない。

いちばん目立つのは、「選書の不味さ」らしいが、私に云わせれば、いまの図書館だって「営利的観点」から選書を行っているではないか?流行の本、話題の本が複数冊、発売からほどなくして入ってくるではないか。どこに公共性があるのだろう。人間が選書している以上、偏りが出るのは当然だろう。利用者がいなくなれば閉館になるのだから、流行の本、話題の本が優先されるのも当然だろう。何が不味いのか。べつにいいんじゃねーの、と私は思っている。

まあ、アレだよ、具体的な名前挙げて悪いけど、俺だって中学生のころ、図書館はタダでエロ小説読める場として活用してましたさ。西村◯行とかさ。いまとなったら、あの中に含まれる小説的要素は理解できると思うけど、当時は完全にエロ小説扱いでしたさ。あれだって、表面的には暴力とエロだし、こどもの教育にはいろいろまずいだろーよ、って思うわけさね。

まあ、世の中の図書館がすべてTSUTAYAに置き換わるのはちと問題かなあとは思うが、そんな図書館が数件存在することに対しては、とくに意見はないです。みんな「図書館」とか、「文学」だとか、「こどもの知育の場」とか、ありもしねー幻想見過ぎなんじゃねーの?そんな幻想は、そういったものについて考えているひとの頭の中にしかありませんよーっと。

関心すらもたれていない「図書館」にとっては、今回の件はいいことなのではないかと思うんだけどなあ。

ちなみに私は隣町の図書館のカードとか、けっこう持ってましたよ。わりと図書館によって選書の差があって、面白かったですから、借りないまでも、図書館巡りとかよくしたもんです。懐かしいなあ。