UFOめぐって閣内不一致?町村官房長官「絶対いる」

UFO対策を国防に組み込むかどうか、とかいう、どーでもよさそうな議論だったように思います。読売オンラインから一部引用。

 UFOを信じるとして、答弁書よりも踏み込んだのは、町村官房長官

 町村長官は18日夕の記者会見で、「個人的には、UFOは絶対いると思っている」と述べ、記者団の笑いを誘った。その理由について、町村長官は「ナスカ(の地上絵)とか説明できないと思う」とも語った。

ナスカの地上絵は、Wikipediaによると「十分な大きさの原画を描き上げた上で適当な中心点を取り、そこを起点にして放射状に原画の各点を相似拡大する方法」でもって描かれたと考えられる、とされています。絵の端にあった杭の存在などを考えると、おそらくそこらへんが妥当な線でしょう。目で見ながらでないと書けるはずがないという先入観と、昔のひとにそんな測量技術があったはずがない、という思い込みが、間違った結論を導いています。

まあ、別に宇宙人がいたってかまわんのですが……まじめにナスカの地上絵を引き合いに出して「宇宙人は存在する」と主張しているのであれば、もうちょっと勉強した方がいいのではないかと心配になります。