Getting things Done

机の上が散らかっているひとは、頭の中が整理されているひとか、頭の中がぐちゃぐちゃなひとである。

まあ、おおむね頭の中がぐちゃぐちゃなひとは机の上もぐちゃぐちゃで、机の上がすっきりしているひとは頭の中も整理されている。例外もある。頭の中がすっきりしているので、机を整理する必要性を感じない、というひともいる。人それぞれだが、ほとんどのひとは凡人のはずなので、机の上の惨状が頭の中身だと考えて差し支えない。従って、頭の中を整理することは、机の上を整理することに等しい。

悲しいことに、机の上を整理することで、頭の中が整理されるとは限らない。従って、意図的に整理してやる必要性がある。そのためのツールとして、机の上を整理する、という方法もある、という話だ。

頭の中のごちゃごちゃしたタスクを整理する方法の一つとして、GTDに興味をもった。この方法がほんとうに有効かどうかは、知ったことではないが、考え方の一つとして、応用が利きそうな、とても面白そうな考え方だと思う。手始めに、Thingsというアプリを導入し、タスク管理をしてみたところ、どうやら性に合っているようだということがわかった。ごちゃごちゃしたことを整理するために、頭の中身をすべて吐き出させるというのは、面白い考え方だ。すべてを吐き出すことは不可能だろうが、吐き出す過程でいろいろな発見があることもわかった。Evernoteでタスク管理を行う方法を採っていたが、記録をEvernoteに、細かいタスク管理はThingsで行う方法で、しばらく様子を見ようと思う。

結果的にタスク管理がスムーズにいけばいうことはないが、マネジメントの方法論に触れることが大切だ。