横浜花火大会で食中毒?

なんというベタな展開(笑)。いや、笑っちゃダメだ。

花火大会にきていた観光客40人ほどが下痢・嘔吐などの食中毒様症状を訴え、病院に運ばれたそうです。もうこれだけで、食中毒の可能性がトップに上がりますが、花火大会の観光客が40人という状況から考えて、そこで売られていた何かに当たったんだろうな、という想像がつきます。で、細菌性食中毒が発生したにしては潜伏期間が短すぎるので、これはもう細菌が作る毒素にやられたんだろうな、と。いちばん手っ取り早く頭に浮かぶのがS.aureus。で、次にB.cereus。原因食材はおにぎり弁当かもしれないと報じられているので、おそらくS.aureus。S.aureusに汚染された手指で握ったおにぎりのなかでわさわさ繁殖して、食中毒発生、と。報じられているかぎりでは、症状も矛盾しないように思いますので、まあここらへんが妥当でしょうか。

なんというベタベタな……いや、変にひねられてもイヤですが、何ともベタな食中毒です。いまごろ運ばれた先の病院の細菌検査担当さんは呼び出されて40人分の便培養をしているんだろうなあ(爆)。

ところで、
調理の許可とるときに出さなきゃならない調理者の便培養検査って、
ほんっと役に立たないっすね!もういいかげん法律変えようぜ?