集中力というリソース

集中力というリソースは限られている。限られていて、かつ有用なものは、有効活用すべきである。

自分の集中力が何によって妨げられているのか、簡単に判断するためのいい方法がある。10分ほど、座禅を組んで何も考えないようにするのだ。何も考えてはならない。たとえば、外の蝉がうるせえとか、きょうの晩ご飯何にしようとか、明日の仕事いきたくないなあとか、腹減ったとか、思い出したら叫びたくなるような過去の失態とか、そういうものすべてを、いっさい考えてはならない。

そうやって頭から余計なことを追い出してからっぽにした「つもり」になったとき、それでも頻繁に頭に浮かんでくることは、あなたの注意力リソースを奪い取る原因のひとつである。可能であれば、対処すべきであろう。