教育

部下を教育をしない医師が散見される。

以前にも少し述べたが、部下を教育して独り立ちさせるほうが、絶対に楽ができる。そして、教育は「教える側」に責任があり、教える対象は選択してよい。つまり、やる気のないものは切り捨ててよい。能力的に足りないものを切り捨てるかどうかは、教える側の自由だ。教えることでちゃんと自立できるケースもあるし、できないケースもある。みんながみんな、すごい働きができるようになるわけでもないし、教えても教えても、結実しないケースもある。

みんなひっくるめて「教育」だから、教育はめんどくさいし、楽しいものだ。めんどくさいからといって部下を教育しないケース、忙しいからといって部下を教育しないケースが散見されるが、上司としては愚かだ。教育しないから、いつまでたっても自分が忙しいのだ。当たり前の話しなのに、なぜわからないのだろう?

究極的には、実務はすべて部下に任せて、自分は管理だけしてればよい。それが理想だ。だから、究極的には、部下を持ったらすべてのひとが管理職であるべきである。少なくとも、そうあろうとすべきである。