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BRM822 宗谷岬600 その4

音威子府からPCまでは30kmくらいある。しかも登りを含んでいる。

うげえ、と思ったが、斜度的にそれほどでもなさそうなので、行ってしまうことにした。音威子府の駅が非常に快適であったが(夜ご飯をここで食べた)、宿泊者はたたき出すよ、と書いてあったので、仮眠をとるのはやめておいた。すこし休憩して、走り出す。

音威子府で宿がとれないかと思ったのだが、スーパーのおばちゃんに聞いてみると、この周辺には宿泊施設はない、ということだった。まあ、仕方ないかぁ。

ゆうるりと、ペダルに力をかけて登りだす。音威子府からPCまではコースを逆走していたので、PCに向かう途中、先頭とすれ違って目を剥いた。計算してみると、おおむねAve30km/hというハイペースだ。あの向かい風を30km/hオーバー......出力的に、勝てるかどうかは別としても、プロレースでも通用するのではないだろうか。

仮眠所に着いたときには、すでに22:00をまわっていた。スタッフにご挨拶、音威子府で仕入れてきた差し入れを渡し、濡らしたタオルで体を拭いて、あとはそのままごろりと寝させてもらう。仮眠所の写真をブログにアップしている参加者が大勢いるが、そのかなりの数に私が写っていた。まあ、6時間くらいいたからね。

仮眠所を出たのは6時前後。そのままずっと寝ていてもよかったのだが、何となくいてもたってもいられなくなり、とりあえず出発することにした。ここまで来たら音威子府で黒そばをいただきたいところであったが、とりあえず諦めることにした。来年の楽しみにとっておこう。

音威子府まで膝の状態を確認しながら、ゆるゆると登り、ゆるゆると下る。音威子府の駅で自転車をバラし、そのまま旭川市まで輪行した。旭川からスタートまで輪行することも可能だったが、そこからは自走で戻ることにする。50kmくらいの道のり、登りもない。地図を見ていると、神居古潭の文字が目に入ったので、寄って帰ることにした。ひとがいっぱいいると、輪行もしづらいし。せっかく北海道に来たのだ、少しは観光して帰ろう。

がたごと、がたごとと電車に揺られていると、北海道はでかいんだなあ、と自然と思えた。ノシャップ岬も、宗谷岬も回れなかったのは、正直なところ、悔しいというより想定外だった。最低でもノシャップを越えて稚内まではいけると思っていたからだ。そこからなら鉄道もあるし、宿もある、どうとでもなるだろうと思っていた。時間があるなら、リタイヤしても宗谷岬をまわってから輪行もあり得る、くらいに思っていたのだ。まあ、そういうこともありえるだろう、ブルベなのだから。主催者の手を煩わさずに、生きて帰れれば上出来だろう。

うーん、だんだん悔しくなってきたなあ。。。