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ひたすら登る 〜 淡路島ロングライド2013 〜

第一ASである洲本ASから第二ASである灘ASまではだいたい30km弱、由良という港町を越えたところに本イベント序盤の登り区間がある。じつは去年はこの登り区間の前にもうひとつ、三熊山という山があった。ここの斜度がまたエグく(といってもいちばんエグい部分で平均20%が200m程度)、そうそうに心を折られて押している人が多数いたものだが、今年はどうやらその三熊山がコースから外されたようだ。さもありなん、出走の遅かったグループだと、下手すると次の登りも合わせて第二ASで足切り喰らったヒトも出たのではないか。登り自体は嫌いではないが、景色がきれいなわけでもなく、余分な山だと思っていた。

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由良町にて。廃工場?みたいな雰囲気)

そんな三熊山が今年は削除されていたため、若干楽になっている。登りが始まるまでは、ほとんど平坦路だ。この区画は、民宿が多かった。漁港のようだが、釣り客もいたりしたので、そういうところなのだろう。民宿なら、晩飯には魚を食わせてもらえるのかもしれない。受付から40km近く離れていなければ、こんなところに泊まるのもいいだろうなと思う。淡路はハモがおいしいと聞く。由良港を抜けて、山を登り始める。

この山は本イベント序盤のキモとなる区間で、平均斜度8%弱、標高140m程度の小さい山だが、やはり斜度8%というのはなかなか厳しいものなのか、ここで押しているヒトがけっこういた。まだまだ先は長いので押して登る選択肢はぜんぜんありだと思うのだが、ここで押してしまうと、この先がいろいろ厳しいと思われる。コースプロフィールを見るかぎり、この先ここクラスの登りがちょこちょこ出てくるからだ。

この登りの区間で何人抜いたかわからない。現在の私は非常にクライマーな体型をしているため(BMI=18)、この程度の登りはむしろ好物である。下ハンでダンシングをしながらぐりぐり登っていく。この区間はおそらく得意不得意と地脚の差がもろに出る区間で、参加者のスピードが極端にバラけて、みんなが道いっぱいに広がってしまう。登りなのでそうそう大きな事故にはならないだろうが、あまり登りが得意でない人は、左側によって一定のスピードを保ちながら登るほうがいいだろう。ヘタに横に出ると、抜こうとしたひとと接触してしまう。手信号を出すひともいないし、抜くときに声をかけるヒトもいない、わりとカオスな区間である。車両制限があるのでまだマシだが、車両制限がなかったらもっとカオスだったかもしれない。

しかし、この区間のキモはじつはそんなことではない——みなさんは、謎のパラダイスをご存知だろうか。立川水仙峡である。水仙峡とは名ばかりで、謎のパラダイスなのである。じつは昔一回だけいったことがあるのだが、そのときにはまさかここを自転車で通ることになるとは思っても見なかった。いい思い出である(遠い目をしながら)。気になる諸兄は、検索してみるといいだろう。謎すぎて、ヒトに解説されるのはもったいない。

じつは下り区間の一部にあるので、写真は撮れなかった_| ̄|○

この登り区間は、やたら参加者を抜きまくったのと、じつはこれしか覚えていない。いや、ほんとに。じつは抜いた参加者の多くに、このあと平坦路で抜き返されることになる(平坦は遅いのだ。わはは)。