本気で云っているのか?

なんだかものすごく頭に来た。なんでだろー、すっごい頭に来たー。

元ネタはここ

厚生労働省がこんな皮相的な見方をしているのだからもう何もかもが仕方がない、と素直に思えてくるから不思議だ。

「同規模の病院であれば、多いところで専従職員を3人おいている病院もある」と話した。厚生労働省の担当者も「この規模の病院で院内感染対策の専任医師が1人というのは少ない。対策に力を入れている同規模の病院では、感染対策に携わる医師が5、6人いるところもある」

どこの病院ですか、感染対策に携わる専任医師が5人も6人もいる病院ってのは。いや、あるのかもしれないが、それを引き合いに出してさも一般的な風に仕立てんな。どっこも医師が足りなくてぎりぎりの状況でやってんの、てめえら知ってんだろ。まさか、知らねえなんて云うなよ?そんななかで感染に興味を持ってもらうだけでも四苦八苦してんのに、自分の仕事に加えて感染対策までやりましょうなんて熱意のある医師を捜すの、どれだけ大変か知ってんのか。

インフルエンザのときも思ったのだが、あのときはたしか、厚労省は「人工呼吸器を扱える医師」に精神科医を含めていた。どこの世界に人工呼吸器をばりばり扱える精神科医がいるというのだ?そんな話を聞いたときには、こいつらマジでバカじゃねえのか、と思ったものだが、これはその人工呼吸器と同じ間違いである。

ああ、そうか、病院機能評価みたいに書類がそろってりゃいいのね?数が足りてりゃいいのね?じゃあ、ウチもさっそくICCに条件を満たせそうな先生はみんなICDの申請出してもらうように提案してみようっと。んで、全員ICTに所属してもらおうっと。学会費くらい病院が出してくれるよ。だって、

いざ何かあったときにICDの数が少ないと、それだけで犯罪者扱いされるじゃん?

マジこええよ。世も末か、オイ。