日光東照宮に行ってきたよ5

さて、東照宮も見終えたら、こんどは薬師堂です。いや、もしかしたらこっちが先なのかな?陽明門の少し手前、向かって左側にあります。表現、合っているかな……

先にも述べましたが、徳川家康と云えば薬師如来の伝説がつきもので、家康公自身も玄人はだしの知識を持ち、自分で漢方を調合する困ったちゃんでした(この玄人はだしの知識が家康公の命を縮めたとも)。東照権現の本地仏は薬師如来で、この薬師堂は薬師如来を祀っています。別名、本地堂。……こっちが正式名称だったっけ?

ここで面白いのは鳴龍で、社務員が柏木を打ってくれます。天井に描かれた龍の真下以外で打つと何の変哲もない音しかならないんですが、龍の真下で打つととても綺麗な、鈴のような音がころころと聞こえるんですね。龍が鳴いているにしてはかわいらしすぎるんですが(笑)、不思議な音です。原理はよくわかりませんが、たぶん建物の構造によって共鳴しているんでしょうね。音の聞こえ方がそんな感じ。雨の日の方が綺麗な音が鳴るそうですが、運がよかったのか、私が行った時は雨でした(苦笑)。綺麗な音でしたねー。

薬師堂が見終わったら、こんどは二荒山神社です。