その動画、ウィルスだよ?

動画投稿サイトにあるとか、掲載元にケンカ売ってるとしか(苦笑)。

「ウィルスバスター2010」の広告のようなのですが、何と云うか、きわめて不快な広告です。もともとアンチウィルスソフトの類いは嫌いですが、コレを見てとてもイヤな気分になりました。というか、とてもウィルスバスターのイメージが悪くなりました。私だけかもしれませんが、これって広告としてどうさなのさ?

だいたい、コイツラひとの不安をあおって商売しているわけで、その時点であまり印象が良くないわけです。医者が咳している人に片っ端から、「あなたは肺癌の可能性があります。ぜひ病院で胸部レントゲンとCT検査とPETスキャンと血液検査をしましょう。検査をしたらあなたの咳の正体がわかるはずです」と吹いてまわっているようなものなのでは?その際に、「長期に続く咳は肺癌の可能性があるんだよ、知らないのか?」って云われたら、まあたいていのひとは不快になると思いますね(苦笑)。何を考えてこんな広告作ったのか知りませんが、イメージを損なうことは間違いないと思うけどなあ。

まあ私自身はアンチウィルスソフトが嫌いなので、いままでほとんど利用したことはありませんけどね……おかげさまでBlasterにはリアルタイムでやられましたし(セキュリティホールが埋まっていなければ、ネットにつないでいるだけで感染する)、USBウィルスの類いにもやられたことはあります(こちらはアンチウィルスソフトをすり抜けていたので、入れてたとしても同じことだけど)。ただ、メールから感染したことはありませんし、ファイル交換ソフトとかやってないかぎりは、そうそうウィルスなんてつかんじゃうことはないと思います。動画から感染するっていやー、いかがわしい海外の裏サイトとか、感染しても申告できなさそうなところくらいでしょうね。そーいや、Macにしてからもアンチウィルスソフトの類いは使ってませんね。まあ、知らないうちに感染している可能性はありますけど。

というわけで、存在意義のよくわからない広告なのでした。ウィルスバスター、業績不振なのか?