ルートラボ怖い

ふだんツーリングの記事は書かないのだが、誰かの役に立つかも知れないので、ちょっとだけ困ったことを書いておこう。
(別にツーリング記事を書かないと決めているわけではないが。。。)

私はふだん自転車でツーリングする時、ルートラボを使ってコースを決める。山を走るのが好きなので、斜度がわからないと、自分にこなせるコースかわからないので困るからだ。自転車乗りなら、いちどは触ったことがあるのではないかというくらい、知られているサイトのひとつだろう。

で、ルーラボが案内してくる道を信じてると、こんな目にあうわけだ(笑)
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これが非常にツライ。
山の中で通る予定だった道が封鎖されているときの絶望感ったらないわけで。どないせいっちゅーねん、と突っ込みたくなる。頼みの綱はスマホなわけだが、山の中では電波もろくに届かない(私はこんなときのためにDocomoを維持しているが、このときはかろうじて通話が可能レベルだった)。仕方ないのでGarminの見辛い地図を見ながら迂回路を探る羽目になった。

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ポイントを打っている箇所が分岐点であり、通行止の地点である。迂回路があるのかどうかもわからないし、確認しようもない。どういった理由で通行止になっているのかわからないが、ここを通れば目的地につくことは間違い無いので、本気で侵入しようかどうかかなり迷った。入り口を見る限り、数年単位で放置されているようなので、おそらく崖崩れだろうと予想し、諦めた。

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実際にはどんつきで通行止を食らったわけではなく、もう一方の道が使えて、かつ目的地につながっていることをうろ覚えだが覚えていたので、その記憶を信じて、別の道を進むことにした。そのときは14:00くらいで、標高もそこそこ高く、日が陰って寒かった。山の中で日が落ちたらマジで死ねる自信があった。繋がっているという記憶がなかったら、あえて突っ込んだかもしれない。

実際には、山辺小分校の地点で南に折れるのがおそらく正しい。こちらは比較的舗装がまともで、斜度はきついが、そこそこまともに走れる。実際には、そのコースを走っている。ルートラボの道の選定基準がよくわからないが、最短コースを無視して、迂回してまで狭隘路を通したがるルートラボ先生には、狭隘路への偏執的な愛情を感じてしまうのである。

ルートラボの案内が必ずしも(人間にとって)正解ではないという、怖い怖ーい実例であっタ。

ちなみに、この道は「長野県道67号松本和田線 - Wikipedia」と呼ばれていて、実際には平成25年より通行止であるらしい。なぜか入り口が開いていて、不可抗力で通ってしまったひともいたようで、かなりひどい有様だったようだ。

まあ、ツーリングはこういうのもひっくるめて楽しいものなのだが。
以下、適当に写真を貼っておきますので、いいなと思ったら、行って見てください。ビーナスラインといいますです。

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