どうでもいいネ

「高評価」と「低評価」があるのに、「どうでいいね」がないのはおかしい。

たしか、漫画「リアルアカウント」に出てきたと思うが、動画にせよ、ブログの記事にせよ、漫画にせよ、部下が持ってくるビジネスプランにせよ、上司がもって来る業務改革案にせよ、「どうでもいいね」と思うものが大半であり、基本的には「よい」「悪い」に二分化できるものは少ない。

ある選択肢があって、「よい」「悪い」に区分できるなら、まず「悩む」事はないだろう。どちらがよいかわからないので「悩む」わけだから、もちろんどっちがいいかわからないことも多いはずだ。さらに、「どっちがいいかわからない」のも、「ふたつともよい選択肢に見えて、どちらがよりbetterかわからない」から悩むケースと、「どちらとも悪くて、どちらがよりbetterなのかわからない」という悲しいケースもあるだろう。余談ではあるが、「ふたつともよい選択肢」であればヒトは保守的に、「どちらとも悪い選択肢」であればヒトはギャンブル的な選択を行う傾向がある。そして第三のケースとして、「どうでもいいね」という評価があってもよいはずだ。ぜひ、導入をご検討いただきたい。

まあ、どうでもいいなら、わざわざ意思表示するのもおかしいんだけど。