電源についてその2

素人には電気関係のあれこれは理解しづらい。

家庭用電源は100Vだが、すべての分析機が100Vで動いているとはかぎらない。気をつけなければならないのは200V機器だ。これは早い時期に200V電源を用意しておかなければ、あとで変更するのはかなりめんどくさい。

昔はWalkawayは200V電源だったと記憶しているが、200Vから100Vに落とすのはそれほど難しくなかったように思う。たしか、何か専用の機器をかまして、それだけでこと足りていた。100Vを200Vに引き上げるのは、それほど簡単ではないのではないかと想像する。建築側の落ち度であればいざ知らず、おそらく追加料金を(それもおそらくそう安くはない料金を)、請求されるだろう。

また、アンペアにも気をつけなければならない。一部のオートクレーブは、15Aではなく20Aで動作するものがある。油断していると、「いざ稼働!」という段階になって正常に動作しないことが発覚したりするからほんとに油断大敵である。これはコンセントの形状が異なるケースが多いようなので、いちどすべての移設予定機器、購入予定機器の電気回りはチェックしておいた方がよい。

良心的なディーラさんであれば、もうけにもならないのに納品前にチェックしてちゃんと警告してくれる。逆に、冷たい(あえて冷たいと云うが)ディーラさんであれば、納品してあとは知りませんと知らんぷりしてしまう。ちゃんと私たちの弱いところをフォローしてくれるディーラさんと取引をしたいと思うのは、至極当たり前のことだろう。