答えるべき問いはどこにあるのか

上司が「知りたいこと」にきちんとフォーカスしていないと、
部下は「答えるべき答え」が作れない。
上司が「何でも知りたい病」にかかると
部下は「何にでも答えようと準備する症候群」に罹患して、疲弊する。
そして10年後、部下は「何でも知りたい病」にかかった上司として、
部下を「何にでも答えようと準備する症候群」に罹患させる。

結局は、上司が何を目標にしているのかをはっきりと自覚していることがもっとも大事で、
そのためには何が必要なのかについて、自覚的であることでしか、
この悪循環を止める手段はないように思える。

「何でも知りたい病」は非効率の源泉である。