ノマド的な生き方

ノマド的な働き方がうまくいくのは、うまくいくひとたちだけである。

当たり前の話しだが、意外にそれがわからないひとも多い。個人個人で趣味が異なるように、ライフスタイルも異なっている。たとえば、家すらなくてもOK、という、本物も遊牧民も、日本中を探せばいるのではないか?いまの社会制度はどこかひとつの場所に定住していることが大前提となっているので、社会的な不利益を被る可能性があるが、それをのぞけば、家を持っていなければならない理由はない。家はホテルサービスでみんながシェア出来るし、食事も、生活必需品も、娯楽も、ほとんどのものがお金を支払うことでシェアし、利用することが出来る。逆に、居住地をふたつ以上持っているケースもあるだろう。別荘である。半年ずつ住むというのもすてきだし、一年ごとに引っ越しをするのもなかなかにすてきだ。

物理的に可能なのに、誰もやらないのは、ただ単に、これが大多数の人に取って、埒外の生き方だからだ。だから、そんなことを真似しても、成功するわけはないのである。