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意味の分からない自然派

「自然派」を主張する人たちの云いたいことは、何となくわからないでもない。ただ、論理が破綻している。

個人でやっている分には勝手なのだが、情報発信して積極的に広めようと云う意図のもと、科学的に間違っていることを広言する行為はいただけないと思われる。たとえば、ワクチンや出産に関することがそうだ。この分野には、トンデモない「諸説」が大手を振って歩いている。ある意味、百鬼夜行である。

トンデモを紹介しているブログやホームページには、ある種の共通の匂いがある。うまく説明できないのだが、「自然」・「健康」・「女性であること」を前面に押し出して論理展開しているブログは要注意率が高い。また過度に「赤ちゃん(たいてい”赤ちゃん”という表現な気がする)やこどもを守る」ということを主張する、「母親として」とか「女性として」とか「守る」とか、そーゆー主張を繰り返すケースも、トンデモ率が高い。とくに「守る」という単語は放射能がらみの主張が多かったが、危険率が高い要注意ワードだ。どうして、こうなってしまったのだろう?

正直なところ、この分野の「百鬼夜行」という表現はかなり的確だと思っている。試しに、そういうホームページのリンク集など眺めてみると面白い。まさに百鬼夜行といったところだ。(ameblo率が異常に高いのは、教祖様の指導があるのだろう)

ちなみに、病院で出産しない場合、いままで人類が必死になって作り上げてきた医学の恩恵を受けられない可能性が高く、最悪母子ともに死亡することすら珍しくないほどのリスクをノーガードで受け入れることになるのだが、そこのところを理解しているのだろうか?自然派を気取って気軽に自宅出産とかを選択しちゃう層って、まさか自分は死なないとでも思っているのだろうか?うちの病院には、出産時大出血でぎりぎりの状態の母体が運ばれてくることがあるが、「自然派」という概念に触れるたびに、やや皮肉にそんなことを考えちゃう今日この頃である。