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国立競技場の怪

株価の下落が誰にも予想できないのと同じように、一ヶ月後の天気が正確に予想できないのと同じように、どんなプロジェクトもリスクを避けることは出来ない。だからこそ、見込み違いでした、損失でちゃったけどごめんネ!という態度は重要である。すでに投資したコストが気になってさらなるコストをかけると、そこからは泥沼になる。

日本人はゼロリスク信仰が強いとよく云われるが、多くの人が過度に損失回避的であり、国立競技場のケースも責任問題がどーたらこーたらと、めんどくさい問題に発展するだろう。はっきり云って、どーでもいい。ニュースを見ていると、「こいつらのゴールはいったいどこなんだろう」と思う。

はっきり言えば、問題はコストがかかる屋根ではなくて、「コストがかかる屋根」というリスクを認識しておきながら長期間放置していたチームにある。屋根のデザインを誰が採用したか、なんてまったくもってどーでもいい。そんなことはまったく問題ない。そのリスクをヘッジせずに、長期間放置していたチームの方が、何倍も「罪」は重たい。その結果、雪隠詰めになっているのだから。

え、こんなの当たり前のことじゃないの?