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試してみること

経済を確実に浮揚させる政策は存在するだろうか?

結論としては、存在しない。そんなものが存在していれば、もうすっかり景気は良くなり、日本はさらなるステージへと踏み出していただろう。いみじくも経済は生き物だと形容されるが、その通りである。従って、一定の再現性はない。つまり、確実に成功する科学的に再現性のある法則は存在しないと考えた方がよい。

フランクリン・ルーズベルトが執り行った施策として有名なニューディール政策は、当時どん底であったアメリカ経済を立て直した有名な政策だが、おそらく現代では通用しないだろう。当時、別の国で同じことをしても、もしかしたら成功しなかったかもしれない。(日本では高橋是清が同じような政策を打ち、恐慌を乗り切っている。まあ、再現性はあったのかもしれないが)

やはりここでも、過去の政策に固執するよりも、試行回数を増やしてアレコレ試してみることが重要だという結論になる。問題は、経済の変化スピードが早すぎて、試してみる時間がない、ということだ。だが、試してみる以外に方法はない。目先の痛みを耐えて、中長期的な利を求めるしか方法はないのだ。

それが出来るのが、動物と人間の違いではないだろうか。