モバイルアプリ中毒


うっかりアプリ中毒になってしまう仕組みと、それに打ち克つ方法 | ライフハッカー[日本版]

モバイルアプリは、ある種の観点からは、規制されるべきものだという結論に至る。

そもそもモバイルアプリは、「ユーザの時間をいかに占有するか」、に主眼をおいて設計されている。誰もが持っている端末に、きわめて安価に、容易に配信できるため、もはやメーカが打つ宣伝はそれほど大きな効果を挙げることはない。土台を安価に配信し、そこから生み出される消耗品(課金システム)で利益を上げるビジネススタイルでは、ユーザの時間をより多く占有できるほうが有利である。それはたとえば、ゲームで云えば時間限定で配信されるイベントの存在であったり、時間的な制約を緩和する課金システムの存在だったりするわけで、もっとも多くユーザの時間を占有したものが、売り上げを伸ばすように作られている。

つまるところ、ユーザをいかに中毒させるかが、売り上げを伸ばすためのキモである。従って、課金システムを伴うモバイルアプリは、ユーザを中毒させることを目的とした仕組みをいくつも有している。従って、大なり小なり、有害であるといってもいい。有害なものは、すべからく規制されるべきであるなら、この手のビジネスはすべて根絶されるべきである。

まあ、タバコと同じ種類のものだと思えば、それなりにそれなりだな、という感じなのだが。