FXでじり貧になるひとの共通点

広告を見ると、いつも思う。たぶん、この時期にFXに手を出したことでは?

(数字の上だけで)みんなが儲かる取引なんて存在しない。必ず、誰かがマイナスになって、誰かがプラスになる。ただ、数字がマイナスになっても、それに引き換えられるものが得られるから、Win-Winの関係も存在しうる、というだけの話しだ。

FXの広告は当初、「やれば必ずリスクなしに儲かる」といったものだった。最近のFXの広告は、どうも「FXはもうからない」が、「ちゃんとした方法を使えばまだ儲かる」という具合に変化してきているようだ。云わずもがなだが、「儲かりますよ」と宣伝しなければならなくなっている時点で、「誰もが儲かるわけではない」ことは自明である。儲かるのであれば、宣伝する必要がない。

論理的帰結である。誰が考えてもそうなるはずだ。いずれバイナリオプションなども、同じようになっていくだろう。この手の必ず儲かる系の話しは、いつになってもなくならないものだなあと、やや呆れるばかりである。

ちなみに、あの広告の先に流れている動画は、いぜん私が「へたくそだなあ」と評した、あの動画と同じヒトのような気がする。この喋り方で儲かるなどと信じられるひとがいるのだろうか。。。