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EM菌とは何なのか?

EM菌が怖くないひとが、私は怖い。

日常的に菌を扱っているが故に、得体の知れない菌はとても怖い。よく考えてみて欲しい。自然はヒトに対して何の感情も持っていない。当たり前の話だ。自然がヒトに対して優しいなど、自然の怖さを知らない現代人の妄想に過ぎない。ときに、優しいと感じられることもあるだろう。だがそれは、やはりヒトの錯覚に過ぎない。

そもそも「優しさ」を感じるのはヒトなのだ。EM菌が「お、ヒトか。優しくしてやろう」などと考えることはありえない。ヒトの腸管の中で共生している大腸菌であっても、ヒトに対して優しくなんてない。ヒトの免疫が弱ってきたら、血中に飛んで菌血症・敗血症を起こしてヒトを死に至らしめる存在である。「優しくされた」と感じるのは勝手だが、「優しくしてくれた」相手がほんとうに優しいかどうかは、「優しくされた」こととはまったく無関係である。

こうやって見ていくと、どうも詐欺師と被害者の関係に見えてくるから不思議だよなあ、と思うことしきりである。ほんと不思議だよね。