否定しようのない自転車日記

というわけで、もはや開き直った自転車日記。

きょうは山登りをしてきました。ただし、自転車で。まあ山と云ってもそれほど「山!」って感じじゃなくって、「山」みたいな感じなんですが。標高800メートル。斜度2〜3%程度の坂を距離にして約30kmをえんえん登り続ける、そんな感じの山でした。まあ、登るひとからみれば、それほど「山」じゃないと思います。

きょうの相棒、三ヶ島のペダルです。いつもはSPDを使っていますが、写真を撮りながらゆるゆる走りたかったので、フラットペダルに交換しています。費用対効果の高い金属ペダルを探しているのであれば、三ヶ島のペダルはとてもよいですね。やたらくるくるまわるし。割とグリップも問題ないですし。

MKS(三ヶ島) CT-LITE

MKS(三ヶ島) CT-LITE

きょうの荷物です。泊付きですので、少々荷物が多くなっています。はじめてシートポストにマウントするタイプのリアキャリアを使いましたが、荷物がケツにあたって大変でした。両サイドにパニアをフルオープンしても大丈夫だと思っていたのですが、どうもパニア部にものが大量に入っていると、ダンシングで車体を振ったときにいっしょに「持っていかれる」感じがして、車体を制御するのにわりと上半身の力を使います。ちゃんとしたリアキャリアを使えば少しはマシなのでしょうか。

初日は夕日の港を撮影して終了。

私の愛車、BikeFridayポケットロケットは、折り畳むとだいたいこんな感じになります。私はこいつのことを「旅する自転車」と呼んでいますが、こいつで電車輪行するのはあまり考えたくありません。10kgはありますので、とにかく持つと重いです。初日はフェリーでの移動でしたが、フェリーは畳んで手荷物にすると自転車がただになりますので、意地で持ち運びました。

混雑していたところにえっちらおっちらデカい袋を運んでいたのが私です。みんなごめんなさい(苦笑)。

さて、出先についたらさっそく自転車を組み立て、山登りに出発です。港のそばで自転車を組み立てていると、みんなの視線が半端なく痛いです。まず数人にガン見されます。ここで集中力を奪われると、ブレーキのクイックを閉じ忘れたりするので注意が必要です(経験済み)。

あとは楽しい山登り。えんえんと田舎道を登り続けます。といってもせいぜい斜度3%。それほど悲壮感はなく、鼻歌まじりにくるくる回していけるレベルです。スピードさえ求めなければ、15km/hくらいでえんえん登っていくのは割と楽しいです。わりと(好みは)クライマ気質です。

えんえん登ります。やはりここを自転車で走っているのは珍しいのか、休憩中におじさまに声をかけられて、驚かれたり。

サイコンはちょうどodo1500kmになりました。といっても、もうサイコンなしで走っている距離が600kmくらいあるはずなので、全体ではおよそ2000km強くらいは走っているはずです。ことしはもうちょっと走れればいいなぁ。