小径車(ミニベロ)の魅力

ロードバイクもいいのだが、私の興味はどうやらミニベロに向いているようだ。

以前にも書いた気がするが、私が中免を取っておきながら最終的にバイクに興味がわかなかった理由はきわめて簡単で、「400ccなんて性能、普通に使っているかぎり使い切れないから」です。日本の法律の範囲内では、公道を走る上では明らかにオーバースペックです。もちろん、バイクにはよいところがたくさんあり、みなさんそれぞれいいところを気に入って乗り回しているわけですが、私にはそれがあまり納得できない部分なのでした。

私が中免を取るにいたった直接的な理由は、カワサキKSR-Ⅱです。知っている人は知っている、つまるところの原付二種ですね。排気量はとても小さく、そして排ガス規制をくらって生産終了になったかわいそうなバイクです。町中でときどき見かけますが、車体の(見た目の)バランス、性能ともに優れており、私はこいつに乗りたいがために中免を取ったのでした。

まあ、生産終了になっちゃいましたけどねー(2003年のKSR-110は自動遠心クラッチであり、自動遠心クラッチは個人的には好かない。……まあ、これも生産終了ですけどー)。

小さい車の性能をフルに使って走る、というのが私のスタンスなのです。でかい車が好きではないという個人的な好みが、このスタンスの根底にあります。だからなのかもしれませんが、自分の用途に鑑みても、おそらくロードバイクよりもミニベロの方が性に合っている気がする、そして、ドロップハンドルのミニベロの方が、より目的に合致する、そんな気がしてきています。

しっかし、自転車って楽しいですね。ついさっきも、我慢できずに少しだけ走ってきましたが、昨日のダメージが残っていたのでそうそうに切り上げました。うーん、しかしちゃんとしたミニベロロードってのも、やたら高いんだなよあ。