ようやく

ようやく講演の方向性が定まってきた。下っ端も下っ端、10分しか時間がない本講演の前座なのだが、それでも私にとってはとても意味のある講演なのである。いまの私の方向性を、私はあるとき、ある本から得た。まだそのときはそれほど有名ではなかった(もちろんその界隈では有名だった……と思うんだけど)、その本の著者とご一緒できるという、私にとってこれ以上の意味のある講演はないだろう。それ以外にも、わけのわからないしがらみや思惑があったりするようだが、そんなことは一切合切心底どーでもいい。

4月は内科の医局会で、新任の研修医と専攻医相手に検体採取と検査結果の解釈の仕方について、勉強会をして欲しいと依頼があった(受けた)。5月はICTの勉強会で血液培養についてやって欲しいと依頼があり(これも受けた)、もうひとつ勉強会の予定がある。しばらくずっと勉強会を乱発している状況だが、依頼があるかぎり、断らずに頑張ってみようと思う。そうやって、得られるものもあるだろうと思うし。