久しぶりに自転車を

とってもお安い、折りたたみ式の自転車を購入した。きょうはテストラン。

「手頃な価格で愛好家が多く、情報が出そろっている折りたたみ式の自転車」という条件で吟味し、えいやとばかりに買ってしまった。ネットで情報が出そろっているのは不具合が多いからというのもあるらしく、若干本末転倒な気もしないでもない。わりとよくあるのが「中国製」であるがゆえの、「製造の甘さ」に起因するトラブルのようだが、まあハードに起因するものは当たり外れもあるだろうと気楽にぽちってしまった。

そう、ネットで購入である。まさか自転車をネットで購入する時代になろうとは。

手頃な運動が目的で買ったので、本格的に乗るつもりは微塵もなかったりするのだが、わりと楽しい……と云いたいが、いかんせんウチのまわりは田舎であり、道の起伏が大きく、悪路が多いので、わりと苦しい。不具合がないかどうかのテストランのつもりで乗っていたのだが、走り始めてすぐにばててしまった。もう尋常じゃなくしんどい。大学受験のときには5km離れた予備校に自転車で通っていたが、間違いなくあのときより体力がない。というか、自転車で使う筋肉って、たぶん普段は姿勢制御にしか使わないんじゃないかなぁ。すごく不安になってしまった。

低速でふらつくのは折りたたみであるが故のホイール径の小ささのせいだろう。幅の狭い道で車に抜かれるときがかなり怖い。変速機にはとくに不具合はなさそうだが、立ち漕ぎのときにバランスがとりにくいと感じるのは、たぶんフラットハンドルのやや前傾に近いスタイルに慣れないから。ケツが痛えのは、安物でサドルが硬いから(苦笑)。決して兄貴にカマ掘られたせいではない。アーッ!

タイヤの空気圧が低めだから、入れ直さないといけない。この状態でこれ以上走ると、たぶんリム打ちで早晩パンクする。漕いだときに思ったより前に進まないのがもどかしく、ホイール径の違いが走行感覚に大きく影響することを身を以て体感する。でも、走っているとそこそこ楽しい。これで自転車旅行とかは難しいだろうが、流しながらのお散歩にはもってこいだ。STRIDAでお遍路さんをしているサイトを見たが、よくやるなとほんとに思った。ホイール径は変わらないはずだから、走行感覚もほとんどいっしょのはず。信じられないことをするひとがいるもんだ。

きょう走ったのは、たぶん10km弱。徐々に距離を伸ばしていこう。