Do it yourself!

日本酒を飲みたいのをがまんしてテーブルを作った。いやいや、忙しいのである。

一日30分ずつくらい工面して、設計から完成までおよそ一ヶ月半かかった。とても面白かった。勉強にもなったし、何か物を作るということで得られるものがとても大きかったように思う。出来映えのほどは……まあ、素人だしねえ(苦笑)。

部材の切り出し、塗装、組み立てのすべての段階で躓いた。いくつか解決する方法を考え、その中からもっとも都合のいい方法を選択し、吟味する、その過程が面白い。なるほど、小学校の夏休みの宿題でよくある自由工作は楽しかったが、あの楽しさはこういう楽しさなんだなと思う。小学校の頃には、「スイッチを入れると覗き穴から覗いているものが消える」箱を作った。今回作ったテーブル自体はなんて云うことのないテーブルなのだが、あの頃はとても楽しかったのを思い出してしまった次第である。

……まあ、アレだね、設計の一部にとんでもない思い違いがあって、そいつを補強するためにそこらへんに転がっていたファルカタ材を使ったのだが、コレ、とんでもなく色のノリが悪いのな。サンドペーパかけるとやたら毛羽立つし。もろいし。切り出しはしやすいんだけど、すごくよく割れるし。なんつー扱いづらい木材だなんだ……