これは非常に珍しいケースで「へー」と思いました。ほー。元ネタはこっち。
ムコールでも院内感染ってあるんですね。感染経路等、詳しい情報が欲しいですが、とくに対策に致命的な瑕疵のあったケースでもないし、裁判沙汰にもなっていないので、これは環境感染学会か、微生物学会で発表が聞けるかもしれない。事例が９月だと、環境感染学会には間に合うけど、微生物学会には間に合わないな。ということは、発表が聞ける可能性があるとするなら、環境感染学会の方だな。
実は私、ムコールを見たことがありません。自慢にはなりませんが、よって、ムコールが出てきてもたぶん同定できません。おそらく疑われるのであれば、どこか別の施設の有名どころの先生に相談＆お願いすることになろうかと。どうやって同定したのか、どうやって院内感染であることを疑ったのか（珍しいから一例でも出てきたら疑うかな？）、そのあたりを知りたい。
接合菌だから、きっとグルカンではひっかからない。糸状菌だから、血液培養でもたぶん無理。疑うきっかけは何だったんだろう？白血病患者だから、疑う素地はあるけども、素地がありすぎてムコールまだたどり着けるかどうか……そのあたりの話が聞きたいなあ。今年は微生物学会、環境感染学会のどっちにいくか考えてなかったけど、環境感染の方に行きたくなってきたなあ。
