ほんとは、東国三社に行ってきたよ、と書きたかったのですが(苦笑)。
週末東京に出張でしたので、そのあたりでいろいろ予定を組んで、ちょいと足を伸ばして行ってきました。ずいぶん長い間ブログをほったらかしていましたが、これからちょこちょこそのあたりの話を書いていきたいと思います。……って書くと、忙しくて書いていないんじゃなくて、ネタがなくって書いてないだけだってバレるな(汗)。
ま、それはともかく。
そしていつもなら写真を載せて「ちゃんと現地まで足運んでますよ」と主張するところですが、デジカメが壊れて写真がありませんヽ(`Д´)ノウワァァン!!
まずは鹿島神宮から、ですね。
鹿島神宮の祭神さんは「タケミカヅチ」、古事記においてイザナギがカグツチの首を切り落とした際に、トツカノツルギから滴った血から生まれた神様です。詳しい説明が知りたい人は、各自調べてくだちい。云わずと知れた武術の神様で、香取神宮のフツヌシとともに道場なんかで祭られていたりするようです。わりと有名な神様。
ここで特筆すべきは直刀・黒漆平文大刀拵(ちょくとう・くろうるしひょうもんたちごしらえ)で、刃渡り2m強というバケモノ刀です。あまりに長いため、作るときには別々に刃を打ってあとでつなげたのだとか。別名、布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)。これはタケミカヅチが葦原中国(あしわらのなかつくに)、すなわち日本を平定するときに用いたという剣ですね。さらに別名、平国剣(ことむけのつるぎ)。そのまんまやがな。
時間の関係上、要石まではまわれませんでしたが、御手洗池(みたらしのいけ)で写生をしているひとがいっぱいいたのが印象的でした。愛好家には有名な場所なのでしょうか。さらにオカリナ……かなあ、誰かが吹いていた笛の音っぽいのが静かに響いて、とてもいい雰囲気でしたね。はじめは何かのイベントかと思いましたが、どうやら練習(?)しているだけのようでした。とてもスローで、ほっとできる雰囲気。
香取神宮もまわりましたが、息栖神社はまわり損ねました。まあ、その話は次回にでも。