iPadの方向性

iPadこそジョブズの云うゲーム機の方向性を目指すべきだと思う。ってか、これ、ゲーム機としてのポテンシャルはいまいちばん高いんじゃないかなぁ。

結局、いまのゲーム業界は開発費が高くなりすぎて収益をあげにくい状態になっているわけだし、それを考えるとPS3なんかはじっくり作った超大作以外はもう売れにくいんじゃないかと思われます。少なくとも、技術と資本のしっかりしていない新規参入業者がチャレンジして収益があげられる土壌ではない。商品サイクルのすごく短くなったいまのこの業界では、おそらくいろんな部分で悪循環で、業者にとってPS3はそれほど魅力的な土壌ではないはずです。開発費用が高すぎるし、あのスペックを使い切って作品を作ろうとしたらFFみたいな方向性を目指すしかない(それか、超絶的な量の計算を要するシミュレータとか)。

というわけで、わりとiPadなんかプラットフォームとしては魅力的だと思うわけですねえ。iPhoneも方向性としてはアリだと思いますし、こっちもフィールドとしては魅力的なんですが、iPadで魅力的なシミュレーションゲームが出ることを私は期待しております。特にアレだ、オウガバトルの続編とか。いいと思うんだけどなー。