たとえば国語教育の問題点

国語の教育として一番の問題点は、書き方を教えてくれない点にあると思う。読み方は懇切丁寧に教えてくれるのに、書き方はまず教えてくれない。しかもその読み方は一般的な解釈の押し付けで、個人の感じ方を殺しており、画一的な解釈の仕方がもっとも正しいこととして教育される。これで学ぶと云えるのだろうか、という疑問は常にある。

どうやって考えてみると、日本の教育って、ほとんど独学でも問題ないレベルなんですよね……書籍があれば、ほとんどのケースで問題なく知識の習得だけは出来てしまう。これを云うとたいてい、「学校のお勉強だけでは学べないことがある」という画一的なリアクションが返ってくるんですが、そのお勉強だけでは学べないことを教えてくれる教師がいないことが、日本の教育の最大の問題店なのかなという結論に達しそうな気もします。

だから、小学校と中学校に情報端末を設置すると、先生の存在感がなくなっちゃう気がしますね。そこらへん、子供はおとなよりかしこいですよー。

とくに意味はないけど、そんなことを考えざるを得ない今日このごろ。考えがまとまらねー。