ハンドアウトは勉強を殺すか?

岩田健太郎氏のブログに載っていた話題。

個人的には私も同感で、自分自身もスライドを作る時には極力スライドの枚数を絞ります。私はキィノートのトランジション(スライドを切り替える特殊効果みたいなもの)をけっこう多用するんですが、本当に聞いて欲しいところはスライドに何も効果を入れません。そのほうが効果的なのです。考えて欲しいところは、注意をそらすような効果を入れるべきではないと考えています。キィノートはそういった特殊効果に優れているからこそ、メリハリをつけると一掃効果的だと思います。

まあ、文字に書き起こすとそれで満足しちゃうんですよね、やっぱり。それと、たしかに作り込まれたスライドって、スライドみているだけで理解した気分になれるからよろしくない。ほんとは勉強会の知識って実践してなんぼで、実践しない知識なんかに意味はないんですが……だから目的にあったスライドを用意するのが本来の、しかも当たり前な常道なんだろうなとは思いますね。何のために?という問いかけは常になされなければならない、大事な一歩だと思います。

まあいまは冊子作っているんで、そっちに四苦八苦なんですが……これがまた、読んでくれそうな層がいまいちよくわからない何かになりつつあるんだよな……