ひたすらに書く、書く、書く

というわけで、書いております。おしまい。

もうすでに20ページを越える長大な資料になっております(爆)。スライドはまだ一枚も(大爆)。知っておいてもらいたいことはいっぱいあるんですが、すべてを伝えるのは無理だと悟りました。……まあ、最初からわかっていたことではあるんですが、これでもずいぶん抑えて書いているつもりなんですよねえ。治療方針に踏み込んだ内容は、極力書かないようにしているし。不要な尿道カテーテルを抜いてください、くらいなら書いてもOKかな?

ときどきグラム染色を見に研修医が検査室に来ます。この時期はグラム染色見学率が高く、年末に向けて次第に低くなってきます(苦笑)。尿のグラム染色を見に来たドクターと話しながらいろいろ患者さんのことを聞いていると、おぼろげながらもいくつか問題だなあと思うところが見えてきたりするので、ちょっとだけ参考になったりします。いまいちピンとこないんですが、尿道カテーテルってそんなに留置しておかないと不安になるもんなんですかねぇ?元気でごはんも食べれて、基礎疾患もとくに問題なし、熱もない患者さんに、なんで尿道カテーテルが入っているのサ?

というわけで、いろいろ問題点に言及した勉強会に出来ると双方面白い会になると思うのですが、さすがにそういう踏み込んだ会をするには私は力不足だなと思います。通り一遍のことしか出来ない(または自信がない)のが悔しい。だから、いまは黙って書いて、いい資料を作ろうと思います。資料だけで燃え尽きそうだけど。

感染がらみもネタがないわけではないのですが、ちょっとおおやけには書けない内容だったりするのがいまいちですね。最近では、百日咳見つけました……って云っていいのかなぁ、アレ。グラム陰性の超短桿菌で、Haemophilusそっくりでした。というか、マジ見分けつかない。培養でもHaemophilusが生えてきたけど、臨床的に納得できなかったので抗体価の測定を提案してみたところ、シングルで東浜80倍、山口160倍でした。びみょー。