エヴァンゲリオン:破を観てきたよ

というわけで、ちまたで大好評のエヴァンゲリオンを観てきましたよー。

おおむねいろんなところで書かれてはいますが、あまり「ぜんぜん面白くなかった」という感想は見かけないですね。とりあえずエヴァンゲリオンを知っているひとなら、なんにも考えずに映画館に見に行ってもいいんじゃないかと思わせるすばらしいデキです。「序」はほんとにTV版のリメイクという感じでしたけど、「破」はほとんど別物になっています。テレビ版のよくわからなかったところ、不要なところを適切に再構築してあり、異常なくらい密度が高いです。でもテレビ版の名シーンをきっちり入れ込んできたりと、ツボを押さえた作りになっているのが上手だなと思いますね。物語としてもすっきりして、全体的にスマートになったと思います。

ところで、なんでアスカの名前が「惣流・アスカ・ラングレー」から「式波・アスカ・ラングレー」になっちゃってるんでしょうね?意味のない変更はしないでしょうから、やっぱり何か意味があるのかな。「綾波」、「式波」、「真希波」と波が続いて、波打ち際を意味する「渚」カヲルとくるわけで、「波」に統一したかったのかと思ったりします。でも式波っていいづらいです(笑)。

まあ、気になるひとは見に行くに足る一本だと断言できます。たぶん、半分を超えたあたりから固まりますので、ご用心を(笑)。