ポケットマニュアル

ICTでポケットマニュアルを作りましょう、という話になって(というか、そういう話が出たので私がその気になって)、当院の分離菌データを使って感受性率表を作りました。本のサイズは……ええっと、A4の半分の半分だから……A6?よくわかんにゃい。たぶん文庫本と同じサイズです。

製本屋さんに頼んだら安いよ、みたいな話を誰かがしていたのを思い出して、ためしにオンラインで製本見積もりを出してみたのですが、100冊作るとなんと14万円でした(笑)。どこからそんなお金が出るんだ、とセルフ突っ込みが入り、製本屋さんに出すのはあえなく断念。紙だけで作ると明らかに強度が弱いのでそのあたりが自作のネックだったのですが、ちょいとばかり一計を案じまして、表紙を光沢紙で作ってみたところ、これがなかなかハマっていい感じです。強度的にばっちりとまでは云えないものの、紙オンリーで作るよりかはよっぽどマシ、といったところ。加えて表紙が意外に綺麗に作れるので、それなりに様になるのです(笑)。あとはホチキスのあとを製本テープで隠せばそれなりに出来上がるので、費用は、製本テープ(300円くらい?)、光沢紙50枚分(1500円くらいだっけ?)、紙(これはコピィ室にいきゃ、いくらでもある)、インク代(たぶん5000円くらい?)で片付きます。データをまとめるのは、いちいち手作業するとめんどいのでPerlでスクリプト処理。あとは内職で、細々と作る。ま、製本に出すよりはいいんじゃないでしょうか。

浮いた差額分をウチにくれないかなぁ(笑)。