日光東照宮に行ってきたよ6

次は二荒山神社ですね。

二荒山はもともと観音菩薩が住むと云われる補陀洛山のなまったものだと云われています。ふだらく→ふたら、というわけですね。さらに云うと、そのふたら(二荒)がにこうと読まれて、日光に変わっていったのだとか。まあこんなもんですかね(笑)。

この二荒山神社の祭神は二荒山大神。これは山の神である大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の三体ですね。これらの神々があてられたのは12世紀頃の話だったそうです。現在でも輪王寺に祀られている千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音の垂迹神がこれらの三神ですから、まあ同じ神様仏様を祀っているわけですね。なんともややこしい話です。

東照宮から二荒山神社に向かう参道では、馬車がてくてく歩いていました。乗ってみたいなとは思ったんですが、さすがに恥ずかしかったのでやめました(笑)。一人旅で馬車は恥ずかしいというよりイタイ……それほど遠くもありませんし、てくてく歩いてすぐにつきます。ここでは2本同じ根っこの夫婦杉、3本同じ根っこの家庭杉……かどうかは知りませんが(名称忘れました)、とにかく杉が植わっています。これはもちろん、二荒山神社の祭神が夫婦だと考えられているからですね。大国主と田心姫の子供が、アジスキタカヒコネノミコトですから。近くには化灯籠や朋友神社などがあり、いろいろ楽しめます。こっちのエリアは、さらに有料なんですが……