禁足地の怪

禁足地、というのがあります。意味合いとしては、「とても神聖な場所なので立ち入ってはいけません」くらいでしょうか。よく神社の説明書きとかに書いてありますね。禁足地=立ち入り禁止、という認識です。

ところが、実は「禁足」の意味は進入禁止ではなく、「外出禁止」なのです。禁足令などはこの意味ですね。つまり、ストレートに解釈すると、禁足地は「外出禁止の土地」なんじゃないの?と思うわけです。禁足地に祀られている神様は、じつは"閉じ込められている"のではないか、と思っちゃったりするわけですね、これが。

もちろんほんとのところなんか知りませんし、「禁足地」=「禁足」+「土地」というわけでもないのかもしれませんが、個人的には「外出禁止の土地」の方が面白いなと思ったので書いてみました。知っている人がいたら教えてください。