コピィ機からX線……だと?

恐ろしい話しである。ネタ元はコレ

新華社は前からおかしげな記事を書くなと楽しみにしていたのですが、今回も面白い記事を見つけました。曰く、

新華社南京:6月19日午後3時、赤ちゃんを乗せた救急車が1台、安徽省から江蘇省の南京児童医院に到着した。両親の話によると、この子は20時間前に生まれたばかり。しかし「自分の家族にはとても見せられない」という。赤ちゃんを見た医師・看護師は、度肝を抜いた。なんとその子には、お腹の皮がなかったのだ。正確にはお腹の皮はあることはあるのだが、薄い透明のフィルムのような皮が1枚ついているだけ。腸や肝臓、血管、さらには心臓の動くさままでもがはっきりと見えたという。

(中略)

しかし、なぜこのようなことが起こったのだろう。母親は妊娠期間中、風邪一つひかず、口にしていたものも天然素材のものばかり。しかし医師によると、犯人は母親の職場にあった大型のコピー機だという。母親は妊娠期間中、このコピー機を使うことが多かった。専門家は、「大型のコピー機の X線は強く、胎児の発育に影響を及ぼす」と指摘している。

中国のコピィ機はX線を出すのですか……それはとても危ないですね。オフィスに鉛の防護服を用意せねば……

ところで、コピィ機はその原理上、原稿に光を当てて、その反射光を読み取っています。コピィするときにぴかっと光る、アレですね。X線を当てると、透過してしまいます。レントゲンじゃないんだから、どこの専門家がコメントしたんだろう。こういうワケの分からないコメントは、独り言だけにして欲しいなァ……

ちなみに、電磁波は電気の通るものであれば、そこに少なからず発生します。電子レンジででもないかぎり、人体に影響はほとんどないと云えるでしょう。コピィ機の場合は、オゾンの方がよっぽど問題です。

寝ようと思っていたのに、面白い記事を見つけて眠れなくなってしまいました。わはは。赤字は私が勝手に引いたものですが、何が云いたいか、わかりますよね?(笑)