横着者の横着

いままでPerlで書いてきた種々雑多な解析スクリプトたちを統合して、ひとつのスクリプトにする作業を始めました。

ほんとは誰にでも扱えるようにGUIで作るのがベストなんですが、Perlでは実現が難しそうなこと、いまから他言語を習得していくのはちと負担が大きすぎるということで、さんざん迷ったんですが、GUIを捨てて、Perlで統合していくことにしました。解析する前に標準入力から対象菌名やファイル名を受け取って、最後に解析内容を入力して解析を始めます。そこそこ便利なものになりそうな予感はありますが、積極的に使おうと思わないかぎりは、じみーな使い勝手のツールになりそうです。

まあそのあたりが落としどころかなあ、といったところです。やらんといかんことはまだまだありますので、こういう手間は出来るだけ少ない方がよい。Perlのスクリプトは解析内容に合わせて5種類くらいあるんですが、それぞれコピペで移しても問題ないように最初から作ってあるので、手間はそれほどでもありません。ただ……汚い。自分で書いたものながら、信じられないくらい内容が汚い。必要ない部分を消して、重複している処理をサブルーチンに移して、そういう作業は必要かなと思います。現状でも問題なく動くのですが、練習のために、そういう錬磨の時間を設けてやらないといけないなぁ……

使う人間が必要だと認めるからそういう道具があるわけで、同じことを別の手段で実現することは可能です。ただし、めちゃくちゃ時間がかかりますし、手間ですし、実りも少ない。こういう目的のハッキリした、機械的な作業は、そういうのが得意なものに任せてしまうに限ります。じつはプログラミングって横着者が編み出した、究極の横着手段なのかなあと思わないこともないです。