<結核集団感染>大阪・豊中南署で警察官や容疑者ら23人

結核集団感染のニュースです。

 大阪府は26日、府警豊中南署で、警察官や拘置中の容疑者ら計23人が結核に集団感染したと発表した。最初に症状が出た20代の男性容疑者を含めて4人が発病し、この容疑者だけが現在も入院している。結核は高齢者に多く、20代の発病は珍しいため、診断が遅れたことが感染拡大の原因とみられる。

 府地域保健福祉室などによると、男性容疑者は昨年6月に逮捕されてからまもなく、せきの症状を訴え通院。昨年9月3日に5回目の診察で肺結核と診断され、同5日に専門病院に入院した。

 豊中保健所が容疑者と接触した可能性のある警察官や拘置中の別の容疑者ら91人を対象に健康診断を実施、集団感染が判明した。発病した4人は、結核菌の遺伝子検査で、同一の感染源によるものと確認された。

 府によると、容疑者以外の22人は、容疑者が9月に入院するまでの約3カ月間に感染した可能性が高い。

診断の遅れがアウトブレイクを引き起こす、典型的な例ですね。いや、結核はマジ怖いな。職業柄、診断までの経緯がもうちょっと詳しく欲しいけど……