CTMのイメージ

まったくの私見で申し訳ないのですが、どうもCTMのイメージがつかめません。私の頭の中ではCTMは単純性尿路感染症の抗生剤で、それ以外に明確な使い方のイメージがないせいもあるのですが、どうにも「これ!」といったイメージがわいてこないのです。

ときどき耳鼻科とかで慢性の中耳炎にCTMを使っているのを見たりしますが(しかも外来で!)、それも「うーん」という感じです。耐性の肺炎球菌には効かないし、それはBLNARだって同じだと思うし、ほかの薬剤で効かないんであれば、CTMを使っても同じだと思うのですね……そのせいもあって、いまいちイメージが掴みきれません。うなってしまいます。

ちなみに、それとはまったく別の話なのですが、対緑膿菌兵器はみんな日本刀のようなイメージがあります。CAZとかAMKとか、鋭角的ですね。IPM/CSもそうですが、MEPMは段平のような感じです。STなんかは鈍器ですねえ。あ、キノロンも鋭角的なイメージがあります。ABPCとか、PIPCもですね。PCGは細い錐のようなイメージです。CMZは鈍器ですね。CTXはなんだかまるっこい感じで、武器というよりボールみたいな印象です。

書いてみて思ったんですが、どうも字面に影響されているようですね(笑)。