治る気配がない

先日から続いているHaemo感染症、治る気配がありません(爆)。

この場合、治療パラメータはなんだろうと考えてみたのですが、やはり喀痰の量なのかな、と。喀痰の量だけ見ると、まったく治る気配がありません。悪寒がないのがせめてもの救いなのですが、まあこれはつまり「常に高い状態」が続いているからであって、体温のセットポイントがブレてないからですよね、きっと。つまり、まるで改善していない。

なんぼなんでもそろそろ治るだろうと思っていたのですが、これはやはり抗生剤がないとダメなのかなぁ。通常、基礎疾患を持たない群での急性上気道炎(いわゆる風邪)はウィルスが原因なので、抗生剤の処方はありませんでした(治療方針に口出しするのはメンドクサイので、喀痰からHaemoが出ていることは伝えていません)。まあ、LVFXとか処方しようか?って聞かれはしましたが……

いま思えば、処方してもらった方がよかったのか……まあ全身状態いいし、咳以外は我慢出来ないほどではないし。細菌性の場合は、ちゃんと抗生剤で治療しないとダメなのか……?し、調べてみよう……

(それよりも基礎疾患を持たない群でHaemo感染をしょっぱなからやらかした自分の免疫状態が気になる……生活荒れてたしなあ……)

追記 11:30

症状に頭痛が加わってきました。これは困った。明日の朝になっても症状が変わらなければ、再診決定だなあ……いま本気で心配しつつあるのが、Haemo髄膜炎。どうやら自分の免疫系統があまりアテにならなさそうだということがはっきりしつつあるいま、最大限、いろいろ考えられるわけで。治療者が救急で広範囲の薬を採用したくなる気持ちもよくわかります。そのなかで適切な薬剤を選択しなければならないわけですから、プレッシャですよね。

それと同時に、「悪化するようならもういちど受診してください」というのも、医療者側の視点なのかな、と思わないこともないです。素人には「何をもって悪化というのか」がはっきりしない上、「悪化して手遅れになることはないのか」という疑問が解決されません。「悪化するようならもう一度受診してください」を採るなら、ちゃんと病態を説明し、あとどれくらいで軽快するのか、きちんと説明するべきでしょうね。とりあえず抗菌薬を処方するよりも、ある意味メンドクサイ手段だと思います。患者側から誤解されることも多いでしょうし。

追記 15:00

さて、不思議なもので、だいぶ楽になってきました。で、気がついたのですが、やはり寝ている方が身体が楽だということ。相変わらず痰は出るんですが、おそらく寝ている方が解剖学的に痰が奥に落ちていかないのかな、咳の出る回数がぜんぜん違います。頭痛はひどくなって来ていますが、身体はマシです。持病で身体がだるいときよりも、よっぽど調子がいいくらい。

まあ、熱は38℃から引いてくれませんが……

追記 17:00

チーム・バチスタの栄光」、「ナイチンゲールの沈黙」、「ジェネラルルージュの凱旋」、読みました。いやあ、読書にこんなに時間を費やしたのは学生のとき以来かなあ。

いずれかは読もうと思っていたんですが、なかなか時間が取れなくって。ミステリものとしてはあまり面白くないんですが、やはり私も医療系ですので、そこらへんですごく楽しめました。「小説」としては、とても面白いと思います。まあ、医療もののミステリってやりにくいので(そのハズなので)、ミステリというよりは物語として楽しめる、といった感じ。

熱?ちょっと引いてきましたね……37.5℃です。持病を発症してぐったりしているときと比べたら、集中力が段違いですね。症状が出ているときは集中力がまったくなくなるので、本が全く読めなくなるんです、私。さあ、次は何を読もうかな……

追記 21:00

おお、熱が引いて来た。
ただいま37.2℃。このままいくと、明日はかなり治っていそう。……って、じつは昨日もこんなんだったんだよなあ。まあかなり咳が収まって痰もキレてきたんで、明日はほんとうに大丈夫かも……頭痛は収まってきた。一時期、ほんとうに髄膜炎かと思うくらい頭痛があったけど……

これで感染症を起こしてから、6日目くらいになりますね。抗菌薬を使わなければ、このくらいで軽快します、ってことで(笑)。

追記 23:59

熱は36.8℃に。
咳は出ますが、痰はかなりキレてきました。頭痛はほとんどありません。なかなかに快調。治ったかな…?とりあえず寝まふ。