民俗学もどき

出雲に行ってきたよ

というわけで、出雲まで小旅行に行ってきました。残念ながら、写真はありません(あはは)。出雲と云えば出雲大社、大国主なわけで、とりあえず出雲大社を最優先に、あとは意宇六社(おう ろくしゃ)をできるだけまわろうという計画を立てていざ出発。意宇六…

日光東照宮に行ってきたよ7

では、お次は大猷院。家光公の霊廟ですね。大猷院廟は、「家康公を超えてはならない」っていうことで、東照宮よりは押さえ気味に造られています。とはいえ、十分に絢爛豪華で、美しい建物です。仁王門、二天門、夜叉門と続き、墓所前の皇嘉門となります。押…

日光東照宮に行ってきたよ6

次は二荒山神社ですね。二荒山はもともと観音菩薩が住むと云われる補陀洛山のなまったものだと云われています。ふだらく→ふたら、というわけですね。さらに云うと、そのふたら(二荒)がにこうと読まれて、日光に変わっていったのだとか。まあこんなもんです…

日光東照宮に行ってきたよ5

さて、東照宮も見終えたら、こんどは薬師堂です。いや、もしかしたらこっちが先なのかな?陽明門の少し手前、向かって左側にあります。表現、合っているかな……先にも述べましたが、徳川家康と云えば薬師如来の伝説がつきもので、家康公自身も玄人はだしの知…

日光東照宮に行ってきたよ4

じゃ、次は陽明門ですね。水盤舍でのお清めを忘れずに。陽明門は別名「日暮の門」と呼ばれていて、「一日中そこにいて眺めていても飽きない」ということからそう呼ばれているようです。もう彫刻で門を作っているんじゃないかと思うくらいあちらこちらに彫刻…

日光東照宮に行ってきたよ3

ではとりあえず、輪王寺から東照宮へ。このあたりは見るべきものがぎゅっと詰まった贅沢なエリアで、飽きることがありません。有名どころは、五重塔、三神庫、三猿、陽明門、東照宮、眠り猫、奥院ってところでしょうか。それぞれ、面白いところがあります。…

日光東照宮に行ってきたよ2

東照宮の祭神である東照大権現については、こんなものでしょうか。拝観順路に従って、順繰りに行きましょう。まず最初は輪王寺ですね。輪王寺前の券売所で輪王寺から大猷院までの共通拝観券がまとめて買えます。便利ですので、買っておくとよいかもしれませ…

日光東照宮に行ってきたよ1

というわけで、連休を利用して行ってきました東照宮。云わずと知れた観光名所、徳川家康公を祀った神社ですね。祭神は東照大権現、当然のことながら、これは徳川家康を神格化した神様になります。「権現」は仏が仮の姿をもって現れたもの、という意味で、「…

禁足地の怪

禁足地、というのがあります。意味合いとしては、「とても神聖な場所なので立ち入ってはいけません」くらいでしょうか。よく神社の説明書きとかに書いてありますね。禁足地=立ち入り禁止、という認識です。ところが、実は「禁足」の意味は進入禁止ではなく…

桃太郎をめぐる

なんとなく岡山っぽい風景?というわけで、岡山県に桃太郎史跡めぐりにいってきました。じつはもうすでに徒歩で行ったことがあるのですが、徒歩ではどうしても回りきれないところがあって、きょうはそれの補完です。目標は「鬼の城」。ふもとの砂川公園まで…

沼島に行ってきたよ

淡路島の南端部分浮いている、人口600人ちょっとくらいの小さな島です。「古事記」や「日本書紀」によりますと、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冊尊(いざなみのみこと)の二神が天上の「天の浮橋」に立って、「天の沼矛(ぬぼこ)」をもって青海原をか…

藤原紀香の怪

藤原紀香が神戸の生田神社で挙式をあげたことは有名な話で、見に行った(けど見れなかった)ミーハーなひとも少なからずいるでしょう。アクセスしやすいところでしたし、ついでに観光も出来るナイスな場所でした。藤原紀香は雨女として有名で、挙式の当日も…

おにぎりを投げる

淡路島にも同様の風習があるらしい。これは施餓鬼会との関連が連想される。こちらもあまり詳しく調べきれなかったのだが、淡路島の風習では、35日目に山の上から後ろ向きにおにぎりを放り投げるのだそうだ。これはおそらく、餓鬼道を通る際に餓鬼に邪魔さ…

おにぎりを投げる

さて、あまり湿っぽい話しばかりではアレなので、ここで少しだけ民俗学っぽいお話を。 葬儀に参列して少しだけ驚いたのは、おにぎりを投げるという風習。なんでも故人が生前願をかけてそれをほどいていなかった場合、その願をおにぎりに包んで放り投げること…